ドル円は米長期金利上昇で堅調、FOMCの0.25%利上げ織り込み
ニュース概要
15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、欧州序盤の高値155.24円から154.70円付近まで下押しした後、155.21円付近まで持ち直しました。米10年債利回りが一時5.0390%前後と2007年7月以来およそ19年ぶりの高水準を記録しました。ユーロドルはロンドン序盤の安値1.1527ドルから1.1552ドル付近まで値を戻しました。
市場の見方
東京外国為替市場では、原油価格や米10年債利回りの上昇を受けてドル円は堅調推移が予想されています。明朝発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明でのFF金利0.25%の引き上げは織り込み済みとされる一方、ドット・プロットやウォーシュFRB議長の会見への警戒感が下支え要因になると見られています。ただし、17-18日の日銀金融政策決定会合への警戒感から上値は限定的との見方もあります。
過去の介入と意識される水準
ドル円はゴールデンウィークでの本邦通貨当局による円買い介入で155.04円まで下落し、7月30・31日と8月3日の円買い介入でも155.23円で下げ止まったことで155.00円に壁ができていました。しかし、その後の日銀金融政策決定会合での観測などを受けて155円を下抜け、152円台まで下落して下げ止まった経緯も報告されています。現在は再び155円台に乗せてきているとの記述があります。
注目点
- 明朝発表のFOMC声明とウォーシュFRB議長の会見
- 17-18日の日銀金融政策決定会合への警戒感
- 米10年債利回りの動向(2023年10月23日の5.0187%以来の5.0%台などの記録も参照)
